夏の夜を歩き切った!第34回オールナイトハイク

7月25日(金)の夜から翌26日(土)の朝まで、成田市青少年相談員連絡協議会が主催する「第34回オールナイトハイク」が開催されました。
市内の中学生約180名、吾妻中学校からは2チーム(17名)が、中央公民館をスタートに全長25kmのコースへ挑戦!
夜を歩き通すという特別な体験を行いました。
どんなイベントなの?


オールナイトハイクは、成田市の公立中学校及び義務教育学校(7~9年生)の生徒を対象に行われている恒例イベントで、今回で34回目を迎えました。
参加費は無料、スタートとゴールは中央公民館です。
夜の19時30分に受付を済ませ、20時15分から開会式。
そして21時にスタート!
翌朝6時ごろゴールに戻り、6時30分から7時の間に解散しました(閉会式は行いません)。
コースは中央公民館を出発し、八生小学校、ニュータウンスポーツ広場、公津小学校、公津の杜中学校、成田市役所、成田小学校を経由して、再び中央公民館へ戻る全長25km。
真夜中の田んぼ道や街中、夜空や朝焼けなど、普段は見る事のない成田のいろいろな表情を感じながら歩けるのが魅力です。
出発から笑顔いっぱい

開会式では、吾妻中の男子たちの大きな返事で会場が一気に明るくなりました。

女子たちは「恋バナ」から「しりとり」まで盛り上がり、まるで真夜中の修学旅行のような雰囲気。
仲間と一緒に笑い合いながらのスタートとなりました。
夜道を歌声と励ましで

田んぼ道に入ると、歌声が広がり、男子の元気な合唱が夜空に響きました。
まるで、昭和の青春ドラマのような光景です。


眠気で歩けなくなる子もいましたが、友達が荷物を持ってあげたり「あと少しで次の休憩所だよ!」と励ます姿に、仲間の大切さを実感しました。
夜だからこそ見えた景色

大きな蜘蛛の巣を見つけて懐中電灯で照らした先の巨大な蜘蛛に驚いたり、田んぼ道のカエルの鳴き声や夜風に癒されたり。

古民家を静かに通り抜けながら見上げれば満天の星空、田舎を感じていたかと思えば、成田駅周辺のビル群に都会を感じたり。


市役所前ではムクドリの多さに驚き、挨拶も「こんばんは」から「おはようございます」へと夜が明けていく変化を肌で感じることができました。
仲間と作った夏の思い出

それぞれが別々に応募し、学年を越えて集まった生徒たちが、一晩で打ち解けて仲良くなり笑顔と笑い声が絶えませんでした。
「また来年も参加したい!」という声もあり、「ほかの友達も誘ってみたら?」と聞いたら「このメンバーがいいからヤダ〜」と言うほどでした。

かけがえのない友情が生まれた一夜となりました。
支えてくれた地域の力


本イベントは、多くのスタッフと地域の協力に支えられて実施されました。
警備、各休憩所でのサポート体制が整えられたことで、生徒たちは安心して挑戦できました。
本当にありがとうございました。
まとめ

夜を仲間と歩く非日常の体験、励まし合ってゴールした達成感、そして「またやりたい」と思える絆。
第34回オールナイトハイクは、友情や助け合いの大切さを学ぶ貴重な機会となり、参加した生徒たちにとってこの25kmは、「仲間と挑戦した忘れられない夏の1ページ」になったと思います。
来年度の参加もお待ちしています。
過去の開催の様子はこちら
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