
前回の記事では、青少年相談員杯に向けた初回練習の様子をお伝えしました。
少し緊張した表情で集まった子どもたちでしたが、あれから練習を重ねる中で、体育館の空気は少しずつ変わってきています。
現在は全7回の練習のうち4回目までが終了しました。
体の動きだけでなく、心の面でも成長している子どもたちの姿がたくさん見られています。
少しずつほどけてきた緊張
声が出はじめた体育館

初回のころは、まわりの様子を気にして静かにしている子も多く、まだ遠慮が感じられる雰囲気でした。
しかし今では、練習が始まる前から友だちと話す姿や、笑顔であいさつを交わす様子が見られるようになりました。
練習中も、「せーの!」「いけるよ!」といった元気な声が自然と聞こえてきます。
声をかけ合うことで気持ちがひとつになり、チームらしさがぐんと育ってきました。
自分から動く姿が増えてきた

準備や片付けの時間にも変化が見られます。
これまではスタッフの声かけで動いていた子どもたちが、今では「手伝うよ」「こっち持つね」と自分から動く姿が増えてきました。
綱引きは一人ではできない競技です。
だからこそ、こうした小さな協力の積み重ねがとても大切です。
競技の外でもチームワークが育っていることが感じられます。
練習内容もレベルアップ

練習は毎週1回、土日祝日のいずれかに小学校体育館で2時間ほど行われています。
初回は、綱の持ち方や姿勢などの基礎が中心でしたが、回を重ねるごとにチームで合わせる練習が増えてきました。
また、大会当日へ向けてのチーム編成の調整も本格的に始まってきました。
タイミングを合わせるむずかしさ

綱引きは力の強さだけでは勝てません。
スタートの合図に合わせて一気に力を入れること、引くタイミングをそろえることがとても大切です。
最初は、どうしても引くタイミングがばらばらになってしまい、「あれ?」「もう一回!」とやり直す場面もありました。
しかし、コーチのアドバイスを聞きながら何度も挑戦するうちに、「いま!」「そろった!」という手ごたえを感じられる瞬間が増えてきました。
成功したときには自然と子どもたちの顔には大きな笑顔が広がります。
作戦を考える姿も

練習の合間には、チームごとに円になって話し合う姿も見られるようになりました。
「後ろの人、もう少し低くしよう」
「かけ声をもっと大きくしよう」
気づいたことを言葉にし、どうすればよくなるかを考える時間は、子どもたちの大きな成長の場になっています。
相手の意見を聞き、自分の考えも伝える。
そんなやりとりの中で、協力する力や、相手の立場を考える気持ちが育っています。
兄弟校との合同練習で広がったつながり

3回目の練習では、特別な時間がありました。
将来同じ中学校へ進学する兄弟校「成田市立橋賀台小学校」のみなさんとの合同練習です。
橋賀台小学校が工事で体育館を使えないことから実現しました。
最初はおたがいに少し緊張していましたが、いつもの基礎練習をいっしょに行ううちに、少しずつ会話や笑顔が増えていきました。
学校のちがう友だちに声をかける場面も見られ、体育館の中はあたたかい雰囲気に包まれました。


練習の最後には合同でミニ試合も行いました。
いつもとはちがう相手との勝負にドキドキしながらも、どの子も全力。
試合が終わると、学校のわくをこえて拍手を送り合う姿がありました。
これから同じ中学校で過ごす仲間として、心のきょりが少し近づいた時間になりました。

今期の成田市青少年相談員連絡協議会の会長も見にきてくれてました。
次回は4校集合!ドキドキの練習試合へ

次回はさらにステップアップし、成田市立新山小学校、成田市立加良部小学校、成田市立橋賀台小学校、成田市立吾妻小学校の4校による練習試合が予定されています。
子どもたちは今からとても楽しみにしており、「次はもっと声出そう!」「最後まであきらめない!」と意気込みを見せています。
これまでの練習で身につけてきたチームワークを試す大切な機会。
勝つうれしさだけでなく、負けたときのくやしさも、仲間と分かち合うことで大切な経験になります。
この大会で大切にしていること

青少年相談員杯は、勝ち負けを目的とした大会ではありません。
協力することの大切さ、相手の立場を考えるやさしさ、うれしい気持ちやくやしい気持ちを分かち合う経験を通して、自分で考えて行動できる人に成長してほしいと願っています。
吾妻小学校区では、「勝っても負けても全力で取り組み、全力で楽しみ、そして小学校生活最後の最高の思い出にしてほしい」という思いで子どもたちと一緒に取り組んでいます。
安心して参加できる練習環境
安全面にも十分配慮しながら練習を行っています。
練習前の準備運動や体調確認、服装やくつひものチェックをていねいに実施。
練習中も少人数のグループごとにコーチや地域協力者が見守り、けがの予防に努めています。
また、手洗い・うがい・手指消毒、必要に応じたマスクの着用、こまめな水分補給など、体調管理にも気を配っています。
青少年相談員杯は2月15日!
大会は2026年2月15日(日)、下総みどり学園と大栄みらい学園の2会場で開催されます。保護者のみなさまの観覧や応援も予定されており、会場ごとに表彰なども用意されています。
仲間と声を合わせ、力を合わせてきた時間は、きっと大きな自信になります。
本番の体育館にひびく元気な声と、やりきった笑顔を思い浮かべると、今からワクワクしてきますね。
大会当日、みんなが主役です。
最高の思い出が生まれるその日まで、子どもたちの挑戦は続きます!
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